自由が丘のアトリエは、
2002年の夏に生まれ、
来年の夏、25周年を迎えます。
その日に向けて、
アトリエから旅立っていった服を、
一着ずつ振り返っていきます。
赤いボタンを、もう一度探して。
コーラルレッドのウールは、
イタリアから届いた、
毛足の少し長い生地。
光があたると、
赤がやわらかく揺れます。
合わせたボタンは、
以前、黒を一目惚れで選んだ
ボタンの色違い。
「たしか赤もあったはず」
という記憶をたどって、
探してもらいました。
生地とボタンが出会った瞬間、
これしかないと思いました。
後ろ姿には、
腰から裾へ広がるプリーツ。
歩くたびに、
裾がふわりと揺れます。
袖口のカーブにも、
同じボタンをひとつ。
大きく返した衿は、
後ろから見ても丸くやさしい線。
毎シーズン少しずつ磨いてきた
MASHAの定番のかたちを、
2016年の秋、この赤で仕立てました。
この赤をまとって、
どこへ出かけますか。
自由が丘アトリエ 25年のアーカイブ
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MASHA Naoko Komatsu Couturiere
自由が丘アトリエ
東京都目黒区自由が丘1-25-20
11:00〜19:00(水曜定休)
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